2007年08月09日

●「フランスのスパイダーマン」リスボンの鉄橋に登頂

[リスボン 6日 ロイター] 世界各地の超高層ビルに素手で登り、「フランスのスパイダーマン」の異名を持つクライマー、アラン・ロベールさん (44) が、リスボンの街を見下ろす橋に登頂した後、ふたたび逮捕された。



ロベールさんは6日のラッシュアワーに、ロープをまったく使用しないでテージョ川にかかった高さ190メートルの「4月25日橋」を登った。 彼は現在までにビルを登って100回以上逮捕されたことがあるそうだ。

登頂後の電話インタビューで、彼は「まだ警察といっしょに橋にいます。風が強く、ケーブルが揺れ続けたので非常に難しかったです」と語った。

4月25日橋はサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジに似ている。地上からは大勢の見物人が彼を見上げ、橋の上にはロベールさんのドキュメンタリーを撮影中のヘリコプターが飛んでいた。

「撮影中のドキュメンタリーの効果で、将来いくつかの広告契約を獲得することができればと思っています」と、世界で最も有名なアーバン・クライマーは言った。

待ちかまえていた2人の警察官が彼を逮捕した。 彼は120ユーロ(およそ1万9600円)の罰金を支払わなければならない。

彼がはじめてビルの壁を登ったのは12歳のときだ。自分のアパートから締め出されたが、窓が開いていたので8階まで登ることを決心した。

彼は世界各地で70以上のビルを登っている。1999年にはシカゴのシアーズタワー登頂に成功した。

「自分の命を危険にさらしているとは思いません」と、彼は今回の登頂の前に行われたインタビューで語っている。
「逮捕されるのは楽しくはありませんが、これは人々に自由と勇気の価値を示します」

彼は25年前、15メートルの高さから落ちて頭を打ち、60%の身体障害を宣言された。 現在、彼はてんかんとめまいに悩まされているが、彼の自信は揺るがない。
「私は、自分の身体でもののやりかたを学びました。事故を経験したのは昔のことで、それによって私はより強い登山家となりました」

引退について尋ねられると、彼は「まだ考えてはいませんが、そのプレッシャーは要りません。体が動くかぎりはやり続けますよ」と答えた。


2007年08月08日

●規律違反の警官に「キティちゃん」腕章で罰 バンコク

[バンコク 6日 ロイター] バンコクで、態度の悪い警察官への罰として、日本のキャラクター「ハローキティ」 がついたピンク色の腕章の着用が導入されることになった。



道路でのゴミの投げ捨て、違法駐車、遅刻などが発覚した警察官は、数日間にわたってハートマークに猫が配された可愛い図案がついた腕章を着用しなければならない。

ポンパット・チャヤパン警察大佐は6日、「規律を築きあげるためです。小さな違反も見逃してはなりません」と述べた。

「有罪と認められた警察官は、違反の内容について沈黙を命じられたうえで、職場で何日かにわたって腕章を着用します。人々に彼が何をしたか推測させるのです」

ポンパットは、このアイデアは1980年代から1990年代にかけてニューヨークで実施された「割れ窓理論」に基づいたものだと語った。軽犯罪も厳しく取り締まることが、より深刻な犯罪の減少につながるという考え方だ。

*その後、著作権の問題を指摘され、使用を取りやめることに(7日付)


2007年08月07日

●94歳女性が修士号取得、最高齢の取得者としてギネスに申請

[キャンベラ 2日 ロイター] 今週、94歳のオーストラリア人女性が大学の修士課程を修了した。世界最高齢で修士号を取得した人になる見込みだという。



オーストラリアのアデレード大学医学部修士課程を修了したのは、12歳のときに学校をやめたという94歳のフィリス・ターナーさん。90歳のときから修士号取得のため勉強を初めたという。

つえを持ったフィリップさんは地元紙に対し、「5年間勉強してきたおかげです。本当にうれしい。でも、私はちょっと足が不自由なの」と語った。

マチェイ・へネベルク教授は「ターナーさんの勉強への熱意、そしてエネルギーには驚かされました。彼女の考え方や興味は、他の25歳の学生たちと変わらないものでした。毎朝5時に起床、勉強したあとに問題の答えが合っているかどうかチェックしてほしいと電話してきました」とコメント。

12歳の時に父親がいなくなってしまったターナーさんは、兄弟の世話をする母親を助けるため学校に通うのをやめた。

それから約60年後、70歳のターナーさんは人類学を勉強するためアデレード大学に入学した。2002年に学士号を取得した後、修士課程へ進んだという。

ターナーさんの論文のテーマは、欧州民族がやって来る前の“オーストラリアの人類学的歴史”だった。調査ではターナーさんの年齢以上で修士課程を修了した人がいないため、ヘネベルク教授は「ギネスに申請するつもりです」と話している。


2007年08月05日

●ロシア、北極の海底に国旗を設置



[モスクワ 2日 ロイター] ロシアは2日、有人潜水艇を使って北極の海底に国旗を立てた。イタルタス通信がミッション関係者の話を引用して報じた。

ロシア極地探検協会のストルガツキー副会長によると、防錆処理されたチタンのロシア国旗が水深4261メートルの海底に設置された。

ロシアは北極海における領土を北極まで拡大することを望んでいる。この地域には未開発の莫大な量の天然ガスと石油が埋蔵されていると考えられている。