2007年05月18日

●すみません、電車から降りて押してください!

パトナ 16日 ロイター] インドで電車が動かなくなり、運転手が乗客数百人に降車して、電車を押すように頼むハプニングが起きた。



インド鉄道当局によると、同国北東部のビハール州で走行していた電車内で乗客の一人が緊急用のチェーンをひっぱたところ、送電線のない「ニュートラルゾーン」で停車。送電線までの4メートルを乗客らが1時間半かけて押したという。

同鉄道広報は「長い間、勤務していますがこんな変な出来事は初めてです」とコメント。

通常なら、電車は勢いでニュートラルゾーンを抜けてしまうという。

インドの鉄道利用者は1500万人以上で、ノルウェーとスウェーデンの総人口を足したものより多い。しかし安全性はしばしば批判を受けている。


2007年05月14日

●白いベンガルトラの赤ちゃん誕生 

[プエルトバヤルタ (メキシコ) 10日 ロイター] メキシコの動物園で、2カ月のうちに4匹の大型ネコ科動物が9匹の赤ちゃんを生んだ。そのなかには非常にめずらしい白いトラの赤ちゃんも含まれており、職員たちは哺乳瓶でミルクをあげるのに大忙しだ。



ブリサと名付けられた白いメスの赤ちゃんをはじめとする生後20日のベンガルトラたちは、ライオンの赤ちゃん2匹、ヒョウの赤ちゃん1匹、他のトラの赤ちゃん3匹といっしょに、囲いの草むらで追い駆けっこをしたり、木造の動物舎のなかでお互いの耳を噛んだりしてはしゃぎまわっている。

ベンガルトラの赤ちゃんは、別々の両親から3頭ずつ、全部で6匹生まれた。これだけでも珍しいことだが、白いベンガルトラは野生環境でのカモフラージュが難しく、絶滅の危機に晒されているので、ブリサの誕生は特にお手柄だった。

太平洋岸のハリスコ州のジャングル深くにある、家族経営の「ズーロジコ・デ・ヴァラルタ」は、連続出産に特別な秘密はないと言う。恵まれた自然環境と直接のケアだけだ、とのことだ。

「動物園は魔法のようです。動物の自然な棲息環境とほとんど同じような貴重な地域に位置しています。彼らが幸せに自然に子孫を増やすには、そこが重要なんです」と、最年少の赤ちゃんに2時間ごとにミルクを哺乳瓶で与えている獣医のゾーチル・ニテヤさんは言う。

「動物を観察すれば、彼らがとても快適にしていることがわかります。彼らは生活環境と、私たちが与える愛情とケアを楽しんでいるのがわかるでしょう」

サルの叫びと鳥の歌声が響く59ヘクタールの熱帯雨林地域のなかにある面積5ヘクタールの動物園には、カバからフラミンゴまで350種類のさまざまな動物がいる。その多くは、人に慣れているかのようにすら見える。

お客の多くは近くのリゾート地プエルト・バヤルタから訪れた人たちだ。彼らはエサを買って動物の多くに接近することができる。

「ライオンのおなかを掻くなんて、なかなかできませんよ」と、カナダ人のマイク・ウィトナーさんはトラの赤ちゃんを抱きながら言う。

彼のうしろでは、アメリカ人女性が、赤ちゃんトラが足をひっかいたと言った。

バヤルタ動物園は、ヒョウやオオカミといった絶滅の危機に晒されたメキシコの種を繁殖させることを主な目標に、2005年に開園した。


2007年05月06日

●サンマルコ広場に「マナー監視員」登場予定

[ヴェネツィア(イタリア) 3日 ロイター] かつてナポレオンが“ヨーロッパで最も美しい客間”と賞したサンマルコ広場だが、現在では観光客がTシャツを脱いで歩く、居眠りする、ファーストフードの包装紙を投げ捨てるなどの行為が目立つようになり、ヴェネツィア市が監視目的で職員を同広場に配置することを発表した。



サンマルコ広場は世界最大の観光名所の一つであるため、現在の状況を改善したいとヴェネツィア市。

副市長は「男女6名の監視員を配置する予定です。訪れる観光客に適切なアドバイスを行うことになっています」と話している。

同広場には多くの芸術家に愛されてきたカフェ・フローリアンがあり、裕福な人がエスプレッソを楽しんでいるが、ほとんどの人はファーストフード店を利用している。

また、ヴェネツィア市は広場でファーストフード販売を禁止する法案を検討しているという。
「もしくは販売できる数量を決めるなど対策を講じないと、発生するゴミを処理できません」と副市長はロイターに語った。


2007年05月04日

●映画『バベル』鑑賞で体調不良 配給元が注意喚起 RSS RSSリーダーに登録

[東京 2日 ロイター] 映画『バベル』を観ると体調不良をまねく恐れがある……2日、同作品を日本で配給しているギャガ・コミュニケーションズが全国紙にこんな内容の広告を出した。



ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェットが出演している『バベル』は、日本では4月28日に公開されたが、同社広報によると、これまでに少なくとも観客15人が体調不良を訴えた。

この作品は、聾唖(ろうあ)の女性を演じた菊地凛子が米アカデミー賞で助演女優賞にノミネートされたことで、日本では公開前から大きな話題になっていた。

しかし問題になっているのは、その菊地が演じる少女がクラブに行くシーン。
ストロボが約1分程度、点滅を繰り返すのを見て、何人かの観客が吐き気を訴えたのだ。

同社はそのウエブサイトや約300の映画に貼ったポスターで「本編中に刺激の強い演出効果が取り入れられております」と断り、鑑賞中に気分を悪くした観客がいることを伝えている。

『バベル』はすでに約40カ国で公開されている。

1997年には、人気アニメ番組「ポケットモンスター」のライトが点滅するシーンを見ていた日本の子供たち数百人が相次いで吐き気やけいれん発作などの体調不良を訴えた。