2007年04月04日

●死んだ父親の遺灰をダイヤモンドに・・・

[ベルリン 3日 ロイター] 死んだ父親の遺灰をダイヤモンドに変えようというドイツ人女性の計画は、彼女の祖母によって阻まれた。

ヴィースバーデンの地方裁判所は、この19歳の女性が、灰から人造ダイヤモンドを作成する会社のあるスイスに父親の遺灰を持って行くことを禁じた。

「故人の娘は、ダイヤモンドとなることが彼の最終的な願望だったという十分な証拠を提供することができませんでした」と、法廷は故人の86歳の母親を支持して述べた。

法廷は、残されたものをどうするかに関しては娘の意見が母親の願望に優先するが、いかなる決定も故人が表明した願望に従ったものでなければいけないと裁決した。

遺灰には天然ダイヤモンドを生成する条件を模した激しい圧力と熱が与えられる。できあがるまでに数カ月かかるそうだ。
人造ダイヤモンドは1950年代の半ばより炭素から製造されている。


2007年04月03日

●エジプトの考古学者、ラムセス2世の髪の毛を取り戻しにフランスへ

[カイロ 30日 ロイター] 木曜日、古代エジプト最高の王とされるラムセス2世のミイラから“奪われた”髪の毛を取り戻すため、エジプトの考古学者らがフランスへと出発した。

約3200年前のミイラから採取したとされる髪の毛が脚光を浴びたのは去年のこと。インターネットのオークションサイトにミイラを包んでいた布の破片などと一緒に2000〜2500ユーロで出品されたからだ。

出品者の説明によると、1970年代にラムセス2世のミイラの調査が行われた際、父親が研究チームの一員として参加しており、亡くなった父から譲り受けたものだという。また、落札者には本物であることを証明する書類も添付するとしていた。

フランスの考古学者らはこのオークションに仰天、当局は昨年11月に出品者とみられる人物を逮捕した。

エジプト考古学研究当局は、フランスの迅速な対応を称賛し、「ミイラから髪の毛を盗み取るのは適切な行為ではない」と発表した。

ラムセス2世は紀元前1304年頃に生まれたとされており、19番目の王朝で60年間に渡って王として君臨した人物。エジプトの葉書には現在でも彼の姿が描かれている。

偉大な王のミイラは1881年に発見され、すぐにエジプト考古学博物館に運ばれた。しかし1970年代に真菌感染症の予防対策のため、パリに搬出されたことがあるという。


2007年04月02日

●スコッティの「宇宙葬」いよいよ来月か

[フェニックス 30日 ロイター] スタートレックのTVシリーズで、機関主任モンゴメリー・スコット(愛称スコッティ)役を演じた俳優ジェームズ・ドーハン氏の遺灰をロケットで宇宙へ送る“宇宙葬”が来月執り行われることになった。主催者側が金曜日に発表した。

カナダ生まれのドーハン氏は「転送してくれ」のキャッチフレーズで親しまれた俳優。2年前、85歳で亡くなった。

米ヒューストンに本社を置く商業打ち上げ会社「スペース・サービシズ」が主催する。打ち上げ予定日は4月28日となっており、金曜日にはニューメキシコ州のラスクルーセスに保管されているロケットに遺灰が積み込まれたという。

2年前に打ち上げる予定だったが、テスト段階での不備、昨年には直前でトラブルが発生して延期となっていた。

同社の広報担当者によると、ドーハン氏以外に約200名の遺灰が積み込まれるという。1963年に初の宇宙飛行士として選ばれ、2004年に77歳で亡くなったゴードン・クーパー氏の遺灰も含まれている。

ロケットは宇宙空間にしばらく滞在した後、積み込まれた遺灰と共に地球へ帰還することになっている。

同社が主催する“宇宙葬”の値段は495ドル(およそ5万8000円)。地球へ帰還した遺灰は飾り額に入れられ、遺族に返却される。

1997年、同社はスタートレックのクリエイター、ジーン・ロッデンベリーの遺灰を宇宙へ打ち上げている。