●独房内の壁をピンク色に変更、狙いは“囚人たちの心を落ち着かせる”ため
[米オハイオ州トロイ 15日 AP] 独房内の壁面をピンクに塗り替えたいのです……そう保安官に提言されたとき、刑務所の管理責任者ディー・サンディーさんは最初冗談だと思った。しかし保安官は真剣だった。
チャールズ・コックス保安官は「ピンクには人を落ち着かせる効果がある」と主張、マイアミ郡の刑務所でこれまでクリーム色だった独房内の壁面がピンクに塗り替えられることになったという。
このため、サンディーさんは青色だった監獄の縦棒を紫色にすることも決定した。同刑務所には現在男女受刑者111名が収容されている。
「色には精神的、肉体的に何らかの影響をもたらす効果がある」と、これまで研究者らが発表しているため、心を落ち着かせる効果があるとされるピンクが国内多くの刑務所で採用されている。
アリゾナ、テネシー、そしてテキサス州でも以前に同様の塗り替え作業が行われた。しかし昨年、ミズーリ州カンザスシティの警察当局はピンクを廃止して独房内をグレーにしている。その理由について刑務所関係者は「効果がはっきり分からなかった上、ピンクの壁は看守らがイライラする原因となっていたため」と発表している。


