2007年11月09日

●欧州議会の社会主義グループ、コンドームの減税を働き掛け

[ブリュッセル 8日 ロイター] 欧州議会の社会主義グループは8日、エイズ対策の一環として、避妊具コンドームの付加価値税(VAT)減税を働き掛けるキャンペーンを開始した。



欧州連合(EU)加盟27カ国は現在、コンドームに対するVAT税率を各国で決定できる。最低水準は5%だが、スウェーデンとデンマークでは25%となっている。

社会主義グループのヤン・マリヌス・ウェースマ氏はサイト(www.socialistgroup.eu)上での同キャンペーン開始に際し、「コンドームのVAT税率を最低水準に下げることは、エイズ対策の現実的な措置であるとともに、世界エイズデー(12月1日)での力強く象徴的な意思表示にもなる」と語った。

世界保健機構(WHO)によると、欧州でのHIV感染率は上昇しており、2005年には約2万7000人の新規感染が報告されているという。


●英国の若者の20%、海外旅行で新たな相手と性交渉

[ロンドン 8日 ロイター] 英国の若者の5人に1人が、海外旅行先で新しいパートナーと性交渉を持ち、自らをHIVなどに感染する危険にさらしていることが明らかになった。英ロンドン大ユニバーシティーカレッジのキャサリン・マーサー博士が率いる調査チームが8日、学術誌「Sexually Transmitted Infections」で発表した。



調査は、数千人を対象に行われた性生活などに関する調査への参加者から無作為で被験者を選び、インタビューを行う形式で行われた。その結果、16─24歳では、男性の23%、女性の17%が、過去5年間で海外旅行中に新たな相手と性交渉を持ったと答えた。

これらのケースでは、HIV感染の可能性が低いと考え、英国人やヨーロッパ人を性交渉の相手として選んでおり、性感染症の危険性を十分理解していないという。

英国はすでにヨーロッパの他の国々と比べ、性病の感染率がはるかに高くなっている。