2007年07月14日

●空港における危険な発言に規制緩和

[オタワ 11日 ロイター] これまでカナダの空港では「爆弾」、「銃」などという言葉を発すると即座に逮捕されていたが、規制が緩和され、本気で脅迫した場合でなければ逮捕されないことになった。関係者が11日、明らかにした。



カナダ航空輸送安全局は、危険な言葉を耳にするたび警察に通報するゲート職員の数を減らすため、次のような指示を出した。

「オレのスーツケースをよく調べたほうがいいぜ。中に爆弾が入ってるからな」、「ブロウトーチでこの飛行機に放火するつもりだ」、「32Fの席に座っているやつ、機関銃を持ってるよ」などと発言する人間は今後も逮捕される。

しかし「お前がひいきにしているホッケーチームは今晩、爆撃される(大敗する)ぜ」、「ハイ、ジャック!」(ジャックという名前の人への呼びかけ)、「身体検査する必要はないよ、今晩は銃を持ってないからさ」などといった発言は注意だけで済ませるという。

同局広報は、新方式をサッカーにおけるイエローカードにたとえた。選手は1枚のイエローカードを切られても、試合でプレーを続行できる。

「ただのジョークの場合もあるんですよ。で『申し訳ない、どうかしていました』と謝るのです」

ここ数年で、カナダの空港では、100人以上の乗客が、危険な発言で逮捕されている。