2007年03月13日

●拘束から19年後に初公判、やっと釈放された男性

[アスンシオン 9日 ロイター] 一度も裁判が行われないまま19年間も刑務所で暮らしていた一人のパラグアイ人男性が水曜日、ようやく釈放された。

釈放されたのは、首都アスンシオンにあるタカンブ刑務所の精神科病棟にいたホセ・ガルシア(39)。投獄されてから20年近く経過したこの日、初めての裁判が行われ、すぐに釈放されることとなった。

元々ガルシアは暴行の疑いで身柄拘束されていたが、これまで一度も裁判が行われていなかった。

同刑務所の責任者は地元メディアに対し、「ガルシアは親に見放されていたため、看守も彼の親族に連絡することができなかった」とコメント。

国際人権擁護団体は今回の件について、「裁判も行われないまま精神病棟などに拘束され、不当な扱いを受けている人がたくさんいる」と発表し、パラグアイの姿勢を批判した。