[トロント 19日 ロイター] カナダ王立騎馬警察 (RCMP) のオンライン新人募集広告が、誤って米国のストリートギャングのウェブサイトに表示されていた。
オタワのカナダ王立騎馬警察のメディア・スポークスマン、マルタン・ブレ巡査部長は19日、 RCMPの新人募集広告が「18thストリート・ギャングの不適切な情報」といっしょに掲示されているのが判明したことから、広告を削除したと述べた。
彼は「それは極めて不適切でした……お粗末な言い方ですが、想像しうる限りの」と述べ、それ以上詳しくは語らなかった。
カナダ放送協会は先週後半、 RCMPの新人募集広告が世界最大かつ最も暴力的なギャングのひとつとして悪名高い、ロサンゼルスの18thストリート・ギャングが運営するウェブサイトにリンクしていると警告した。
カナダ放送協会の報道によれば、ある掲示板では、敵対するギャングへの暴力的なメッセージと殺しの脅しがまるでRCMPのロゴによって承認されているかのように見えていたそうだ。
別のサイトでは、RCMPの女性隊員が微笑むバナーが、殺されたギャングのメンバー「L'il Creeper」に捧げるページに表示されていたそうだ。
この広告はエンターテインメント系のウェブサイトをよく閲覧する若者を対象としていたが、およそ46時間のあいだギャング関連のサイトにリンクされており、およそ6万2000回ポップアップ表示されたそうだ。
RCMPは広告が「基本的価値観」に矛盾するサイトに表示されないよう努力したが、インターネット広告を担当したライコス社が誤って広告を表示した、とブレ氏はつけ加えた。
「私たちは厳しい価値観に基づいて動いており、私たちが若者社会に提供する情報にこの価値観が反映されることを願っています。私たちは、暴力や殺人予告といったものといかなる関係も持ちたくありません。ノーです」