2007年01月17日

●◎「酒とタバコを売らない店」が大手酒類小売チェーンを買収

[チューリッヒ 15日 ロイター] スイスの企業家ゴットリープ・ドットワァイラーが最初の食品雑貨店を開いたのはいまから80年前のこと。現在、大きく成長した小売業グループは、創業者が最も嫌った二品目、すなわちタバコとアルコールの販売を行っても問題はないと判断したようだ。

タバコと酒を販売しないことで有名なスイスの小売業グループ「ミグロ」は、タバコと酒が収益の40%を占める小売店「デンナー」を買収した。

ミグロのハーバート・ボリガー代表は13日の新聞で、この買収によって同社の経営理念が変わったり、法に触れたりすることはないと述べた。
「私たちがミグロのブランドの下でアルコールとタバコを販売しない限り、それは経営方針の変化ではありません」

ミグロは他の名前の店舗で酒とタバコを販売してきたが、それらは目立たない存在だった。今後は、国内いたるところにあるチェーン店「デンナー」を通してそれらを売ることになる。

スイスの国内メディアは、ミグロが高邁な経営理念を譲歩したことをからかう論調だが、同時にこの合併買収が物価の低下を牽引していくことを期待している。近隣のEU諸国に比べて物の値段が3割以上高いことがしばしばのスイスにとって、嬉しい効果があるだろうか。

以上です。

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