2007年09月16日

●伊の極右議員、「豚」発言でイスラム教徒の反感買う

[ローマ 13日 ロイター] イタリアの極右派の上院議員が13日、同国北部のボローニャに建設予定のモスクに抗議する「豚の日」を呼び掛けたことにより、イスラム教徒の反感を買った。



移民反対を掲げる政党「北部同盟」のロベルト・カルデローリ上院副議長は声明で、モスクの建設予定地に自分が飼っている豚を連れ込んで「汚す」準備があると述べた。イスラム教徒は豚肉を食べない上、豚および豚肉は不潔なものとみなしている。

同国のイスラム系コミュニティの有名な指導者はロイターに対し、「このような言葉は非常に無礼かつ下品だ。これらの言葉をイタリアの議員が発したとすればなおさらだ」と述べた。

カトリック教徒が多数派を占める同国では、イスラム教徒の人口増加に伴って新設されるモスクの場所について、コミュニティ間での対立が後を絶たない。

港町ジェノバでは12日夜、モスクの建設が予定されている土地が教会に近いために不快だとして、約20人が抗議活動を行った。

昨年12月には、トスカーナ州で抗議者が建設中のモスクの外に切断された豚の頭部を置き去る事件も発生している。 


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