●中国の「キングコング」、北京五輪の聖火ランナーに立候補
[北京 31日 ロイター] 世界最高レベルに毛深い男として有名な中国のユ・チェンファンさんが、来年に迫った北京五輪の聖火ランナーを務めたいと名乗りを上げ、キャンペーンを開始した。
「キングコング」というニックネームを持つユさんは、中国東北部の遼寧省にある自宅で、「オリンピックはみんなのものです。普通の人々も、異常がある人も」と語っている。31日、新華通信が報じた。
「第一に、私は有名人です。中国においても、海外においても。第二に、私が自分の醜い容貌に立ち向かってきた経験は、オリンピック精神と結びつくと思います」と、彼はつけ加えた。
ユさんの体の96%は毛に覆われている。彼を上回るのは、おそらくギネスブックに世界一毛深いと認定されているビクター“ラリー”さんとガブリエル“ダニー”さんのラモス・ゴメス兄弟だけだろう。彼らは体の98%が毛で覆われているという。
2000年のシドニー五輪で体操の金メダルを中国にもたらしたシン・アオウェイ選手が、ユさんのキャンペーンを支援しているそうだ。
「私は彼の中に、中国の人々の忍耐と勇気を見ます。私はパブリシティに協力し、助言を与えるつもりです」との談話が、新華通信で報じられた。
しかし、北京五輪の運営局は様子見のようだ。
「有名人が聖火ランナーに立候補するのは問題ありません。しかし、彼に決まるかどうかは何とも言えません。機会は誰にも平等ですから」


