●EUのタバコをすべて“自動消火モノ”に
[ブリュッセル 5日 ロイター] EU(欧州連合)は火災による犠牲者を減らすために、EU加盟国で販売されるタバコをすべて“自動消火モノ”にする方針だ。関係者が明らかにした。
この「防火タバコ」は、喫煙者が数秒間、煙を吸い込まないと、巻紙の裂け目によって酸素の循環が止まり、火が消えてしまう仕組み。
EU消費者保護委員会のメグレナ・クネヴァ消費者保護担当委員は、加盟27カ国ですべてのタバコを自動消火モノにすることを義務付ける法案を提出する予定だという。
同委員会関係者は、EUのタバコ基準を米国やカナダと同様のものにしようとしている。
研究結果によると、自動消火の法律が導入された北米では、タバコ全体の価格には影響を与えていない。
同委員会の関係者は、タバコ産業も規制に対応する時間をもらえるなら、法案を支持する方針だという。
『マルボロ』などの人気ブランドのタバコメーカー、フィリップ・モリス社の広報は「この動きを支持します。しかしニューヨークで採用された基準と同様のものでなければなりません。また、この対策だけではタバコの火が原因の火災を完全に防ぐことはできないことと、喫煙者も責任を持ってタバコを吸わなければならないことを明確にすべきです」と語った。


