2007年02月23日

●◎エストニアで世界初のネット投票を導入した総選挙

[タリン 21日 ロイター] バルト海沿岸の国、エストニアで来月、世界初のインターネットで投票ができる総選挙が実施される。

ネット投票は3月4日に行われる議会選挙で導入される。エストニアでは2005年の地方議会選挙で限定的にネット投票が導入されている。

ネット投票システムは今週初めテストされた。テストの中には、ムース、シカ、イノシシなど10頭の動物から「森の王」を決めるものもあった。

エストニアは1991年に旧ソ連から独立して以来、急速に近代化を進めており、IP電話大手スカイプの欧州における主要拠点の1つになっている。エストニアはeBayが所有するこのサービスの開発を援助した。

05年10月に実施された地方選挙では、ネットで投票した有権者はわずか1万人弱だった。今回の総選挙では2月26〜28日の間にネット投票が可能で、登録有権者94万人のうち2〜4万人がネット経由で投票するものと、専門家は予測している。

投票は、電池チップが埋め込まれたIDカードを、コンピューターに接続されたリーダーに挿入し、2つのパスワードを入力して行う。

世論調査の結果では、現連立政権を構成している中道右派の改革党と左派のレス・プブリカ党が勝利する可能性が高いが、どちらの党が勝つかは不透明だ。

現在は、レス・プブリカ党が101議席中21議席を持ち、改革党より2議席多いが、首相は改革党のアンドルス・アンシプ氏だ。
第3政党は人民党で12議席。


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